kintone hive 2022 osaka を視聴してみて 内容と事例

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kintone hive というイベントをご存じでしょうか?

まず、kintoneとは
cybozu.comが提供している業務改善システムで、各業務に合ったシステムを自分の手で作り上げていくことができるサービスです。


自分で作りあげる?
そう、自分で作れることが、メリットであり、大きな壁となるという、このkintone。
その業務改善の内容は百社百様。。。

このkintone hiveは、実際にkintoneで業務改善に取り組まれた皆様がステージに立ち、その取り組みを披露する。というイベントなのです!

今回は、kintone hive osaka のyoutube配信を視聴させていただいたので、
視聴内容も踏まえて、kintone hiveとは?といった所からどういったことを行うイベントなのかということをお伝えできればと思います。

kintone hive とは

概要

改めて、kintone hiveとは、

キントーンハイブとは?kintoneの活用アイデアをユーザー同士で共有するライブイベントです。
日頃の業務でkintoneを使いこなしているユーザーが一堂に会し、
業務改善につながるkintoneの活用ノウハウをそれぞれの視点で披露・共有します。
これまでに100社以上の企業に登壇いただき、累計参加者数は1万名を突破しました。

https://kintone.cybozu.co.jp/jp/event/hive/

まるっと引用させていただくと上記の通り。
ユーザーが発信して、ユーザー同士で共有する場です。

ノウハウの共有の場を設けてくださっているということですね。

kintone hive はリアル会場への参加とオンライン視聴が可能です。

リアル会場はなんと、各地のライブハウス!(ステージに立つだけでも良い思いができそう。。。)

今回視聴したosaka は [なんばHatch]

リアル会場では、代表ユーザーの発表以外にもブースが設けられており、参加者同士の交流をすることもできるとのこと。(リアル会場に足を運んだことは無い)

参加するには

事前の申し込みが必要です。

・参加費は無料
・kintoneを契約中の方はもちろん、kintoneを検討中の方も参加可能です。

※検討中の方は契約者、同伴の場合リアル会場の参加が可能
※上記以外の導入前の方はyoutube配信視聴のみ

ノウハウの共有事例

社名、詳しいレポートは後日公式から投稿されると思いますので、ここでは概要を紹介します。

コールセンター

概要

・コールセンターを新設
・Twilioという電話連携サービスとkintoneをAPI連携してお客様情報を見ながらコール対応できるように作成。

問題点

・新設のコールセンターの従業員さんはPCが得意とは言えない

工夫

・レコード画面の表示画面にトークスクリプトを落とし込む
・トーク順に項目を設置
・ボタン名を文章に

歯科クリニック

概要

・職場環境の改善
・サイボウズOFFICEを利用中でkintoneを追加導入

問題点

・職場内情報格差
・タイムカードを基本として、複数サービスを行ったり来たりにはしたくない

工夫

・サイボウズOFFICEと連携することで操作するサービスをkintoneに一本化
・社内SNSとして活用して情報格差の改善

介護関連事業

概要

事業内日報の改善
IT担当と現場のジレンマ

問題点

・現場の日報は紙媒体の書類管理だった為、情報の伝達にラグが生じる
・IT担当と現場のシステムへのアプローチについて

工夫

・日報をkintoneで作成。作成にあたり、既存の書類のレイアウトをkintoneに落とし込むようにしたところ、現場の方々も入力しやすく、システムを利用してくれるようになった
・アプリ作成は現場に任せて、IT担当は作成のアドバイスに周るようにしたことで、現場でも利用しやすいアプリの作成ができた

設備工事

概要

多くのシステムを利用してきたが定着してこなかった

問題点

システムの導入、浸透

工夫

・ポイントは馴染み、習慣化、単純化、連携、仕組み
・利用している基幹サービス達をkintoneに連携、集約しkintoneがハブとして機能するようにした
・今ではアプリは100個以上に

オンライン塾

概要

オンラインで塾事業
サービスの一環として生徒、保護者のアカウントを用意して利用してもらう

問題点

・煩雑な情報管理
・ブラックボックス化
・コーチのモチベーション低下
・煩雑な情報によりお客様からの問い合わせに要する時間が大量になり多忙に

工夫

・コーチが各々運用していたスプレッドシートなどをkintoneで集約することで、生徒に対する情報の取得が容易に
・業務改善され従業員のプライベート確保も可能に
・kintoneを生徒も利用できるようにしたことでコミュニケーションや問い合わせ対応も迅速にできるようになった

kintone hive 2022 osaka を視聴してみて

登壇された会社様は、各々に問題を抱えており、その改善方法も多種多様でした。
実際に目にして耳にすると実感が違いましたね。
皆共通しているのは、業務をより良くしたいという気持ちと行動、そして”現場を知る”という点はどの業種も同じだと感じました。
業務改善にあたり、「選ばれたのはkintoneでした」という。

セミナーではないので、
「kintoneをこう使うと便利ですよ!」ではなく、
「業務改善するためにkintoneをこう使いましたよ!

という方が近いですかね。(言い方の差?)


実際、改善の現場をリアルに感じられましたし、
「この部分は自社でも近いものあるな」とか、
「このように進めて行けば自社でも浸透するかな」と
マインド的な部分を参考にできるというのが醍醐味なのかと思いました!

リアル会場にも是非足を運びたいです。

まとめ

kintone hiveは 参加費無料で、利用を検討している段階から参加ができるイベントです!
悩みに対してkintoneを使ってこう解決しました!解決しています!というプロセス部分を聞ける機会はなかなかありませんし、
他社の取り組みを知れる機会というの良い機会なのではないでしょうか。

リアル会場ではブースの展開もしているので、そちらにも足を運んでみたいですね。

弊社でもkintone導入など業務改善のお手伝いをさせていただいております。
kintoneカスタマイズスペシャリスト、kintoneアプリデザインスペシャリスト取得者が在籍しておりますので、安心してご相談いただければと思います!