スマホでkintoneを見るとレコード一覧が見づらい現象の解消方法

スマホ・タブレット

kintone(キントーン)のメリットの1つに、「外出先からモバイルで利用できる」という点があります。この機能を活用することで、社員個人が所有しているスマホや会社資産のタブレットを、外出先で業務を進める上で欠かせないものに変えることができます。

「これまでPC版で利用していたが、外出先でも使えるしスマホで試してみよう」そんなことを思ってスマホやタブレットでモバイル版のkintoneを初めて見た際に、画面を見て少しがっかりしたことはないでしょうか?スマホ・タブレットはPCに比べると表示領域が小さいということが大きな要因ではありますが、PC版に比べると表示内容が少なく、使いづらさを感じてしまった方も少なくないと思います。また、モバイルに最適化された画面で特に気になるのが、以下のように表示されるアプリのレコード一覧ではないでしょうか。

kintoneスマホ版レコード一覧初期設定ではこのような表示のため、番号のみで見づらく、使い勝手もこのままでは悪そうです。そこで今回は、kintoneのモバイル表示でのレコード一覧の見づらさを解決する方法についてご紹介します。ちょっとした設定変更により、初期設定時に比べてぐんとレコード一覧が見やすくなり、作業がはかどるように改善できます。

モバイル版でのレコード一覧のデフォルト表示

まずはじめに、モバイル版でのアプリのレコード一覧について、デフォルトの表示を見てみましょう。

kintoneスマホ版レコード一覧

このように、初期設定時の表示だとレコード番号が表示されますが、これでは一覧だけで概要の把握は難しいです。とても使い勝手が良いとはいえず、正直見づらいです。また、モバイル版の特徴として、1つのフィールド(項目)のみ表示されます。PC版では複数の項目が一覧に表示されているため見やすいですが、モバイルでは1項目のみの表示であるため、項目を工夫する必要がある点も確認できるかと思います。

レコード一覧の表示変更方法

モバイル用にレコードに表示する項目の設定ができます。以下は、PC版で行ったときの画像を利用しています。

まず、アプリの設定画面を開き、「設定」タブ内の「レコードのタイトル」をクリックします。

kintone設定画面

次に、「次のフィールドの値をレコードのタイトルにする」のリストから、一覧表示に使用するフィールドを選択し、最後に「保存」ボタンをクリックします。

kintoneレコードタイトル設定画面

以上で設定が完了です。デフォルトでは「レコード番号」となっているため数値の一覧がモバイル版だと表示されています。ここを変えることで、モバイル版レコード一覧画面に表示される各レコードの見出しが変わります。

また補足ですが、「レコードタイトル」を変更することで、モバイル版レコード一覧の表示以外にも影響がありますので、次の点も注意しておきましょう。

レコードタイトルは、次の箇所で表示されます。

  1. レコード詳細画面のページタイトル
  2. 通知の見出し
  3. 検索結果に表示される各レコードの見出し
  4. モバイル版レコード一覧画面に表示される各レコードの見出し

モバイル版レコード一覧の見出しのつけ方のポイント

レコードタイトルの設定画面では、1つのフィールド(項目)のみ設定可能です。そのため、モバイル版の見出しとしては、次の点を考慮して見出しをつけるのが良いでしょう。※見出しとは、一覧に表示する各行の文字のことです。


  • 5W1Hを元に、見出しとして必要なフィールドを数点抜粋する。その際、利用時の運用を想定して優先度をつける。
  • スマホ用のフィールドを作成し、それを設定する。(例えば、アプリのフィールドが「姓」「名」という2つのみの場合、「姓名」フィールドをアプリに追加し(=姓+名で作る)、これを設定する)

また、スマホの利用を前提として考える場合は、見出しの長さにも注意が必要です。表示できるフィールドが1つのため、何でもかんでも見出しの文字列に埋め込みたくなりますが、長すぎると全て表示されません。アプリ毎に、必要な情報を先頭のほうからくっつけて文字列を作りましょう。適切な見出しをつけることで見づらさが解消し、使いやすさが上がります。たかが見出し、されど見出しです。

その他のモバイル表示を見やすくする方法

モバイル版の利用を想定してレコードタイトルの設定を変更するのが基本ではありますが、それ以外にも方法があります。それは、スマホ・タブレットでもPC版の表示をさせることです。

タブレットの場合はスマホに比べて画面が大きいため、特にPC版でのkintoneの表示をお勧めします。スマホの場合は画面が小さいため、PC版の表示をすると文字が小さく見づらいというデメリットはありますが、操作はPC版と同じになるため、場合によってはモバイル版よりも使いやすくなります。

注意点として、スマートフォン用アプリ「kintoneモバイル」では常にモバイル用表示になるため、スマホ・タブレットからPC版でkintoneを見たい場合は、ブラウザで表示をする必要があります。PC版での表示方法についてはAndroidやiPhoneによって異なりますので、こちらが参考になります。

まとめ

kintoneをモバイル用アプリで見ると、アプリのレコード一覧の見づらさがどうしても目に付いてしまいます。レコード一覧に表示する項目はアプリの設定から変更可能ですので、外出先での利用を想定している場合はこの部分の変更も忘れずに行うようにしましょう。これを行うことで、モバイルでも一覧の見づらさが和らぎ、ユーザの「kintoneがスマホ・タブレットだと見づらい」という抵抗感を減らすことができます。

関連記事

  1. データベース

    データベース機能としてのExcelとkintoneの比較

  2. 日付のイメージ

    kintoneの関数(DATE_FORMAT)で日付変換時のちょっとし…

  3. 虫眼鏡

    kintone標準機能ではできないちょっと手の届かない痒い点(ルックア…

  4. オフィス

    kintone認定アソシエイト試験を受けてきました。対策と結果など。

  5. CAFEのイメージ

    kintone Café 福島 Vol.5に行ってきました【郡山】

  6. デスクの上のタブレット・コーヒー・書類

    kintone Café 福島 Vol.5が郡山市で開催されます【20…

最近の記事

  1. チームの作業
  2. ホームページ夜
  3. 講義
  4. マイクロソフトWindowsデスクトップ
  5. 計算するビジネスマン

おすすめ記事

  1. プラグインイメージ