ここまで初級編・中級編と、Excelの便利な機能をご紹介してきましたが…いよいよ今回は上級編です!
最近はAIやノーコードツールの台頭で業務の自動化が進んでいますが、実はExcelもまだまだ奥が深い!
今回はそんな「知る人ぞ知る、だけど覚えたら最強」の機能を3つ、厳選してご紹介します💪✨
目次
🧠1.関数のネストで“条件×計算”を同時に処理!
中級編で登場したIF関数、覚えていただけましたか?
上級編では、それに**複数の関数を組み合わせる“ネスト(入れ子)”**で、さらに高度な処理を可能にします!
📌 例:
=IF(A2>=1000000, “Sランク”, IF(A2>=700000, “Aランク”, “Bランク”))
→ 売上額に応じて「S」「A」「B」とランク付け!🎯
さらにこんなことも:
TEXT関数
と組み合わせて「表示形式」を整えるIFERROR
でエラーをスマートに回避AND
/OR
で複数条件の分岐処理
ちょっとした関数の組み合わせで、業務の「自動判定ロジック」が一気に洗練されます✨
📊2.ピボットテーブルで“瞬時に集計&分析”!
複数の表を行き来してコピー&ペースト…それ、非効率かも!?
Excelで大量のデータを前にして、
「どこから手をつければいいのか分からない…😓」
そんな経験、ありませんか?
そんなときに便利なのがピボットテーブル!
難しそうに見えますが、ドラッグ&ドロップだけで集計・分析ができる超便利機能なんです。
🔧 使い方:
- データ範囲を選択 → 挿入 → ピボットテーブル
- 「行」「列」「値」のエリアにフィールドを配置
- 自動で合計や平均を計算してくれる!
📈 活用例:
- 拠点ごとの売上合計
- 商品カテゴリごとの在庫数
- 月別売上の推移分析
分析に強い人は、みんなピボット使ってます…!
🤖3.マクロ(VBA)で“繰り返し作業”を一撃自動化!
毎回同じような作業、手作業でポチポチやってませんか?
そんなあなたには…**マクロ(VBA)**の出番です!
📌 マクロとは?
「操作手順を記録・再生して自動化する」機能です。
さらにVBA(Visual Basic for Applications)を使えば、自分だけの自動処理ツールが作れる!
🔧 例:
- 毎月の売上報告書を1クリックで作成
- データを整えてPDF出力→メール送信まで自動化
- ファイル名を一括リネーム etc.
まずは「開発」タブを有効にして、
「マクロの記録」から始めてみましょう📹
プログラミングが初めてでも、少しずつ学べば大丈夫!
🎥 マクロの記録とは?
Excelには「マクロの記録」という機能があり、
マウスやキーボードで行った操作をそのままVBAコードとして記録してくれるんです!
つまり、
「VBAを書けなくても、マクロが作れる!」
🔧 たとえば…記録中にこんな操作をしたら?
- A1セルに「こんにちは」と入力
- フォントサイズを14にする
- 色を黄色にする
📌 この一連の操作をマクロ記録すると、自動的にこんなVBAコードが生成されます:
Sub Macro1()
Range(“A1”).Select
ActiveCell.FormulaR1C1 = “こんにちは”
With Selection.Font
.Size = 14
.Bold = True
End With
With Selection.Interior
.Color = 65535 ‘ 黄色
End With
End Sub
✅ マクロ記録のやり方(開発タブが表示されている状態で)
- 開発タブをクリック
- 「マクロの記録」をクリック
- 名前を入力(例:
MyFirstMacro
)して「OK」 - Excelで普段通りの操作を行う
- 終わったら「記録終了」をクリック
💡 そのマクロは「Alt + F8」→「実行」でいつでも再現できます!
🎓 記録のメリット
自動化の「きっかけ」として最適!
プログラミング不要
VBAの動作例をその場で学べる
まとめ
上級編では「関数の応用」「データ分析」「業務の自動化」と、Excelの本領発揮な機能をご紹介しました!
一見難しそうに思えるかもしれませんが、ひとつずつ試していけば、誰でも“Excel上級者”になれます✨
便利な機能は、知っている人からどんどん使いこなしていきましょう♪
それではまた、次回お会いしましょう!👋🌟